作品の一例 住宅
木心地の良い家
建築概要 | 家族構成 | |||
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敷地面積: | 300.00u | 施主: | 会社員 50代 | |
延床面積: | 127.18u | 奥様: | 主婦 40代 | |
構造: | 木造2階建 | 長男: | 20代(東京在住) | |
次男: | 10代 |
子育ても一段落し、これから夫妻2人の時間を愉しみたいというご夫妻の家。敷地の南側に住宅が2軒隣接している為、普通の床高(600o)だと隣家が間近にせまってきたような感じがするので、1階を高床(1300o)とした。アプローチは、階段の他に高齢になっても楽に出入りが出来るようにスロープを設けている。平面計画では、無駄なスペースを極力省いて、家族や友人達が集まれる広くゆったりとした空間を中心に、あとは要所要所に収納スペースを確保した。また外部内部共に天然木をふんだんに使用した居心地の良い家である。
地下室とクレストのある家
建築概要 | 家族構成 | |||
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敷地面積: | 342.99u | 施主: | 青果卸売業 40代 | |
延床面積: | 346.41u | 奥様: | 主婦 40代 | |
構造: | 鉄筋コンクリート造 | 長男: | 高校生 | |
地下1階 | 長女: | 中学生 | ||
地上2階 | 次女: | 中学生 | ||
祖母: | 70代 |
敷地は当時、現倉庫のレベルに有り、隣地南側が3m程高く、湿気が多かったので敷地レベルを隣地並に上げることから計画が始まった。野菜の卸売業の為、地下に車庫と事務室、野菜の貯蔵と加工をするための作業所を設け、1階の住宅部分とは階段で繋いだ。力強くモダンな外観がご希望だったので、構造の柱を外部から直接見せることで力強さを、柱を丸くすることで、 モダンさを表現した。
Weekend House
建築概要 | 家族構成 | |||
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敷地面積: | 244.61u | 夫婦: | 60代 | |
延床面積: | 179.81u | |||
構造: | 木造2階建て | |||
一部鉄骨造 |
現在は南区のマンションにお住まいだが、ご主人が定年退職されたこともあり週末住宅として計画。道路から敷地が3M下という立地条件のため、玄関、LDK、ベッドルームなど生活の中心は2階部分とした。1階はシンボルツリーの花みずきを中心に、広いピロティーと趣味の部屋ともいえる書斎と納戸(7畳)を配置した。
近くて遠い家
建築概要 | 家族構成 | |||
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敷地面積: | 227.75u | 施主: | 歯科技工会社経営 30代 | |
延床面積: | 268.61u | 奥様: | 会社員 30代 | |
構造: | 鉄筋コンクリート造 | お母様: | 70代 | |
地上2階 | ||||
一部地下1階 |
工房ともいえる歯科技工士の事務所と二世帯住宅の組み合わせ。一つに敷地の中に、仕事場と住居があるというのは、近さゆえの便利さと生活のけじめをつけにくいという不自由さが同時に生じる。その解消のためにまず、玄関は完全に別個とした。住宅の玄関には、手前に木の門扉を設けることで家としての趣を考えた。また内部での繋がりは無くして、仕事場と住居が決して交わることのないようにした。一つの建物でありながら完全に分離した空間である。
温故知新
建築概要 | BEFORE | AFTER | |
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敷地面積: | 120.00u | ||
延床面積: | 60.28u | ||
構造: | 木造1階建 | ||
用途: | 不動産鑑定事務所 |
自宅に隣接して、新しくオフィスを造りたいという要望に対して、築100年の納屋を解体するのではなく、前面改修して再生することを提案。梁、柱、屋根という構造体は補強を加えてそのまま残し、新しく床と壁を作った。明治23年から納屋として使われていた空間は、太い梁が見守る中でオフィススペースとして新しく生まれ変わった。